皆さんはいつ保湿クリームをつけているでしょうか?スキンケアの最後や乾燥が気になった時という方が多いと思いますが、実は保湿クリームは寝る前につけるととっても効果的なのです。
しかし保湿クリームはべたべたするので苦手という方も結構いらっしゃいますよね。そこでこちらでは、保湿力に定評のある保湿クリームの中でも、べたつかないさっぱりとしたつけ心地のものをご紹介いたします!
この記事のもくじ
脂性肌や夏でも保湿クリームは必要?
保湿クリームはべたつくので苦手・・・という方、結構いらっしゃいますよね。とくに普段乾燥をあまり気にしたことのない脂性肌の方や、夏場ただでさえ肌がべたつく時期には保湿クリームを使うのをためらってしまうお気持ちもよく分かります。
しかし肌質や季節を問わず、保湿は肌を美しく保つために必要不可欠なもの。まずは脂性肌の方にもあてはまる、インナードライについてご説明していきます。
インナードライの肌質の本質を知ろう
インナードライとは、肌表面は皮脂でべたべたしているのに肌内部の水分量が少なく乾いている状態のお肌のことです。乾燥性脂性肌、隠れ乾燥肌とも呼ばれています。
インナードライの原因は?
インナードライは乾燥しているため、肌がこれ以上の水分の蒸発を防ごうと皮脂を必要以上に分泌するのが原因で引き起こされます。インナードライの方は珍しくなく、肌がべたつきがちな女性の中で実に8割近くがインナードライの傾向にあるといわれています。
多くの場合一般的に乾燥の原因とされるものがインナードライの原因としても当てはまりますが、特に皮脂や角質を必要以上に気にして洗浄力の高いアイテムを使っている方が、インナードライになりやすいようです。
インナードライと脂性肌の見分け方は?
一生懸命皮脂を取り除いていたのに実は逆効果だったらのならそのショックは計り知れないですよね。
では、本当の脂性肌とインナードライはどのように見分けることができるのでしょうか?
①【インナードライの疑いがある場合】
まず、脂性肌だと思って皮脂の対策をしているのに一向によくならないという方は、インナードライの可能性を疑いましょう。
②【インナードライではない可能性】
また、洗顔後肌に何もつけない状態で15分程度待ってみてください。その後肌がカサついてきた感じがある、もしくはカサつきもつっぱりもなくちょうどいい状態になれば、インナードライである可能性は低いです。
逆にテカりがでてきた場合は、インナードライである可能性があります。
インナードライの改善方法は?
それではインナードライを改善するために今からでも実践できる5つの事を紹介します。
①皮脂をとりすぎない
前述のようにインナードライの原因は皮脂の取りすぎによる乾燥、そしてその乾燥を補うための皮脂の過剰分泌である場合が多いです。
そのため、顔をごしごしと洗ったり、1日の洗顔回数を増やしたり、油とり紙やティッシュで皮脂をふき取るような行為は逆効果になってしまいます。
肌にとって必要な分の皮脂は残しつつも、余分な皮脂は洗い落とすような洗顔を心がけましょう。
②乾燥対策をする
今まで自分は脂性肌だと思って過ごしてきた人の中には、乾燥対策は怠ってしまっていたという方も少なくないでしょう。
ここまでお読みいただいて、もしかしたらインナードライかも知れない・・・と思ったあなたは、日頃のスキンケアに乾燥対策に特化したアイテムや、保湿クリームをプラスするようにしましょう。
また、高温のお湯での洗顔は肌の乾燥を招いてしまうので避けましょう。お風呂のお湯を40度前後に設定している方が多いかと思いますが、洗顔の際にはそれでは熱すぎます。洗顔に適した温度は30度~35度。温水プール程度の温度が最も適しています。
③洗浄力の高い洗顔料は避ける
顔がテカり気味だとついつい毛穴がキュッとするような洗いあがりの、洗浄力の高い洗顔料を使いたくなってしまいますよね。
しかしインナードライの肌にとって洗浄力の高すぎる洗顔料で皮脂をねこそぎ取り除くことは、逆に皮脂の分泌を促してしまうことに繋がります。
また、洗浄力の強い洗顔料はその分肌にとっての刺激も強いため、角質層の保水機能を阻害してしまう可能性もあります。
④角質層の水分を補い、しっかりとフタをする
インナードライの原因は肌の水分量の低下ですので、外側から水分を補給してあげる必要があります。
まずは洗顔後、できるだけ間を置かずに、化粧水で角質層に水分をたっぷり送り込んであげましょう。そうしたら、乳液で薄い膜を張りつつ、最後に保湿クリームで完全にフタをして、肌の水分を逃さないようにしてあげれば完璧です。
⑤さっぱりタイプの保湿クリームを使おう!
しかしやはり肌のテカりやべたつきが気になってこっくりとした保湿クリームを使うのは躊躇してしまう方もいらっしゃるかと思います。
そもそもそうでなくても、あのべたべたする感覚が苦手という方もいらっしゃいますよね。
そんな時は、さっぱりとしたつけ心地の保湿クリームを使用すると良いでしょう。保湿クリームというと油分が多くべたべたとするようなイメージですが、中にはオイルフリーの保湿クリームもあります。
どんなにテカリ肌でも保湿をすることは非常に大切
ここまでインナードライについてご紹介いたしましたが、このように一見脂性肌のように見えても、その根本的な原因は肌の乾燥であることが多いのです。
また、肌の機能を健やかに保つためには肌の水分量を一定に保つことが不可欠です。その中でも、ターンオーバーの乱れが乾燥により引き起こされることもあります。
ターンオーバーが乱れると肌の新陳代謝が低下するため、肌へのダメージが蓄積されやすくなり、シミやそばかす、シワやニキビなどありとあらゆる肌トラブルの原因となってしまいます。
そのため、乾燥肌の方だけではなく、自分は脂性肌だと思っている方も、実はお肌の内部は乾燥している場合もあるため、保湿ケア、とくに肌に送り込んだ水分をしっかりと逃さないようにするための保湿クリームは欠かさないようにしていきましょう。
保湿クリームは寝る前につけると効果的
では、保湿クリームはいつどのようなタイミングでつけると効果的なのでしょうか?実は、保湿ケアを行うのは夜寝る前が一番効果的なのです。
乾燥というと活動的に動いている日中に起こりがちだと考えてしまいますよね。そのため朝のスキンケアに力を入れた方がいいような気がしてしまいますが、保湿に関しては「夜」のスキンケアがもっとも大切なのです。
また、日中ファンデーションや紫外線、外気に触れてダメージを負った肌をしっかりと労わってあげるためにも夜のスキンケアを重視することが大切です。
また、前述のように肌のターンオーバー、すなわち肌の生まれ変わりを促すためには肌が潤っていることが不可欠です。
そのためお肌のゴールデンタイムと呼ばれる夜10時~深夜2時の肌が生まれ変わる時間帯を万全の状態で迎えるために、朝よりも夜のスキンケア、特に夜の保湿ケアを重視する必要があります。
おすすめのさっぱりタイプの保湿クリーム
今回は肌のべたつきが気になるという方や、夜寝る前はさらりとしたお肌でいたいという方のためにも、さっぱりタイプの保湿クリームをご紹介していきたいと思います!
専科 保湿クリームからつくった化粧水(さっぱり)
http://www.hada-senka.com/products/moisturizing-cream-lotion/
普通の化粧水のようにぱしゃぱしゃと使うことができるので、べたつかずに肌に潤いを届けることができます。
amazonでもまれに在庫があれば安く購入することができます。
アクセーヌ モイストバランスR
http://www.acseine.co.jp/shop/g/g4900421049830/
肌に触れると水分のように変化してすっと溶け込む保湿ジェルです。角質層にダイレクトに届くセラミド配合。
クリニーク モイスチャーサージEX
https://www.clinique.jp/product/1687/5089/moisture-surge/extended-thirst-relief
みずみずしい保湿ジェルクリームがひんやりと肌に密着しながら、水分を補いつつ発散も防いでくれます。
インナードライの方こそ夜の保湿ケアを大事に
一見するとべたつきがちな肌で保湿ケアは重視してこなかったという方も、実は肌内部が乾いているインナードライである可能性があります。
また、保湿ケアは夜に行うのが最も効果的です。もともとの肌や夜のべたつきが苦手で保湿クリームは使わずにいたという方も、さっぱりタイプの保湿クリームでぜひ保湿ケアをしていきましょう。